あおいそら保育園　（沖縄　保育園　無認可　認可外）

おはようございます
昨日の暑さとは打って変わって、台風の影響で風が強く
少し肌寒さを感じていますが…子ども達は相変わらず元気です



最初は登れなかった山も、今では手を使わずに
上手に登れます

さてさて、今日のタイトルの「自分で考える」ですが
最近は「指示待ちの社会人」が増えているようです。
なぜ、指示待ちの社会人が増えているのでしょうか？
私、個人的に考えることは
小さいころから、親が敷いたレールの上を歩いてきたのでは
ないのでしょうか？

「朝だよ！起きて」
から始まって…

「おしっこして」「手を石鹸で洗って」
「手をタオルで拭いて」「顔も洗って」「ご飯だからイスに座って」
「ご飯食べて」「おかずも食べて」「みそ汁飲んで」「食事が終わったら口ふいて」
などなど…日常の生活の中で何気ない会話です。そんな家庭で育った子は
大人の言う事をよく聞く見た目は従順でとてもいい子です。
でも、親の手元を離れた時に次どうしたらいいのかわからずに
ボーっとしていることが多いです

おしっこしたら手を洗う→手が濡れているからタオルでふく
日常のなんでもないことですが、それが子どもの考える力
やる気を育んでいくのではないかと私は思います。


もちろん放任しなさいと
いうことではありません。

子どもが困っている姿を見ると、ついつい声をかけてしまいたくなります。
早くしてほしい時などは「次は～やって」と言って
させてしまったほうがスムーズです。
しかし、少し我慢して子どもが自分で考えて動きだすまで
待っててほしいと私は願います。

子どもは、それぞれのペースですが
ちゃんと考えようとしています。
考える前に「次は～やって」と言われると考える必要がなくなります
それが日常的に続くと、大人の指示がないと動けなくなってしまいます。

いずれは、親の手元を離れて集団生活へと入っていきます。
集団生活なしで社会に出ることは出来ません
そのための訓練だと思って、家庭でも子どもが考える
時間を与えてほしいと思います。